藤井四段 王将戦一次予選 菅井七段に敗れる

藤井聡太四段(15)は8月4日、大阪市福島区の関西将棋会館であった第67期王将戦1次予選決勝で若手強豪の菅井竜也七段(25)に挑みました。

結果は先手の菅井七段が81手で勝ち、2次予選に駒を進めました。藤井四段は公式戦3敗目(34勝)です。

これにより、藤井四段が今年度中のタイトル獲得の可能性を残すのは棋王戦だけになります。

藤井四段は将棋の最年少プロで現在、中学3年生ですが、29連勝というとんでもない記録を打ち立てた棋士です。

もしも中学生の内にタイトルを獲得すれば、タイトル獲得の最年少記録となりますが、そう簡単ではないということでしょう。

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藤井四段VS菅井七段の内容

先手の菅井七段は中飛車、藤井四段が居飛車と互いに得意な戦型を選択して戦いました。

菅井七段が堅陣の穴熊に組み上げる前に、藤井四段が素早く仕掛けました。

藤井四段が受けを省いて攻め合う激しい戦いとなりましたが、読みの深さと正確さで菅井七段が上回り、藤井四段に攻め切らせず寄せ切りました。

持ち時間の各3時間のうちの残り時間は、菅井七段が1時間17分、藤井四段が27分でした。

対局後に両雄はインタビューに答えています。


出典:https://mainichi.jp/graphs/20170804/hpj/00m/040/004000g/1
菅井七段は「事前に想定した形の一つに進み、研究の成果が出た。終盤も簡単ではなく、藤井四段の終盤力を警戒していた。2次予選も一生懸命指す。」と簡単ではなかったようです。

出典:http://news.livedoor.com/article/detail/13430663/
藤井四段は「読みの精度が低く、踏み込まれて早い段階で形勢が厳しくなり、そこから最短の手順で追い詰められた。本局は完敗で、菅井七段の強さを実感した。」と潔く負けを認めました。

藤井四段に勝った菅井七段とは?

藤井四段に勝った菅井七段は現在、王位戦七番勝負で羽生善治王位(46)に挑戦中で、開幕から2連勝と絶好調です。

名人戦につながる順位戦でも今期、上から2番目のB級1組に昇級。

藤井四段にとって、現役のB1以上の実力者との公式戦は初めてで、注目を集めた対局となっていました。

出典:http://www.asahi.com/articles/ASK844VF6K84PTFC00S.html

藤井四段 本日の勝負メシは「ちんとんしゃん」

王将戦は持ち時間3時間であるので途中で昼食休憩がはさまれます。

昼食は、菅井七段は冷やしたぬきそば、藤井四段は関西将棋会館1階のレストラン「イレブン」の人気メニューである、「珍豚美人」(ちんとんしゃん)のサービスランチでした。

「珍豚美人」は、豚肉の天ぷらに、自家製のごまだれがかけられたもので、19連勝中の6月2日にも昼食に選んで20連勝となりました。

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藤井四段は本年度中にタイトルを獲得できるか?

藤井四段が中学生のうちにタイトルを獲得できる可能性があるのは、例年2月から3月にかけて五番勝負がおこなわれる、棋王戦のみとなりました。

藤井四段は現在、予選を勝ち抜き、挑戦者決定トーナメントに進出しています。

とはいえ、挑戦者決定トーナメントを勝ち抜いて、挑戦権を獲得し、五番勝負に登場するまでの道のりは、まだまだ長いと言えます。

そして五番勝負で待ち受けるディフェンディングチャンピオンの渡辺明棋王は、言うまでもなく、現在の将棋界のトップ棋士の一人です。

渡辺明棋王に勝って新棋王になるというのも夢のような話ですが、可能性がないわけでもありません。

藤井四段の実力は日々進化しているので、ひょっとすると前人未到の快挙となるかもしれません。

その可能性が感じられるほどの実力がある藤井四段には、簡単ではないでしょうけれども頑張って欲しいですね。

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