日馬富士 引退会見「横綱としての責任」伊勢ケ浜親方は号泣

大相撲の秋巡業中にあった貴ノ岩関への暴行問題で、日本相撲協会に引退届を出し受理された横綱日馬富士(33)が11月29日午後、記者会見を行いました。

午前に引退届を日本相撲協会に提出した伊勢ケ浜親方は会見の冒頭で「本日、引退届を提出しました」と発表。

経緯を涙ながらに説明し、日馬富士とともに深々と頭を下げました。

日馬富士は「世間を騒がせ、支えてくださった皆さんに迷惑をかけて本当に申し訳ない」などと語りました。

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伊勢ケ浜親方からのお詫び

伊勢ケ浜親方は「私は横綱を16歳という少年のころから見てきたが、稽古で精進したのみならず、社会貢献にも目が届く本当に珍しいタイプの力士だった」と振り返りました。

さらに「酒癖が悪いとかというような話は聞いたことがなく、今回なぜこのようなことになったのか、ただただ不思議でなりません」と信じられない様子。

それでも「本人が一番悪い。他人のせいにするようなことでもありません。これまで支えていただいたファンの皆さま、相撲界の方々に心から感謝とお詫びを申し上げます」と謝罪していました。

また、日馬富士は「このたび、貴ノ岩関にケガをさせてしまったことに対し、横綱としての責任を感じ、引退をさせていただきます」と自ら現役引退を発表しました。

貴ノ岩関への暴行とは?

日馬富士は秋巡業中の10月25日深夜から26日未明にかけて、鳥取市内での酒席で貴ノ岩を暴力を振るいました。

捜査関係者によると、平手やカラオケのリモコンで殴ったことを認めています。

なぜそんなことになったのか?

それは約1ヶ月前、貴ノ岩が後輩力士らと共に酒を飲んでいた際に、貴ノ岩が「俺は白鵬に勝った」、「俺達の時代だ」などの発言があったそうです。

その時、同席していた白鵬の知り合いが白鵬に報告し、10月25日深夜に集まった時に白鵬が説教したようです。

ちょうどその時、貴ノ岩の携帯が鳴って操作をし始めたところ、日馬富士が「大横綱が喋っている時になんだ!」と言って手を出しました。

それが暴行に至った経緯です。

27日に行われた横綱審議委員会の定例の会合では、北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)が「非常に厳しい処分が必要だろう」と語るなど、最悪の場合は引退勧告を出す可能性も示唆していました。


出典:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017112901001463.html

日馬富士が暴行事件を起こした思いを語る

日馬富士は、「先輩横綱として、礼儀と礼節がなっていないと思い、直すのが先輩の義務だと思っている。

しかったことが、彼(貴ノ岩)を傷つけ、世間を騒がし、ファンや協会に迷惑をかけることになった」と説明しています。

「これからのことを思ってしかったが、行きすぎたことになった」と後悔もしていました。

暴行は宴席で行われたとされましたが、日馬富士は酒癖について問われると、「お酒を飲んで人を傷つけたり暴れたり、酒癖悪いといわれたことは一度もない」と強調。
酒との向き合い方を問われ「酒飲んだからこその事件じゃないので、これは」と酒を飲んでいないことを主張しました。

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横綱白鵬の優勝インタビューについて

最後の質問は、横綱白鵬が九州場所千秋楽の優勝インタビューで「日馬富士関と貴ノ岩関を再び土俵に上げてあげたい」と発言に対し、日馬富士は「その気持ちはうれしかったです」と淡々と述べました。

その後、師匠とともに再度、頭を下げて会場を後にしました。

横綱白鵬の思いは届かず、日馬富士は土俵を去ることになりました。

横綱の品格が問われた今回の騒動で、どんな場合でも暴行はいけないのだと再認識しました。

それにしても横綱日馬富士の引退は相撲界にとって損失で、もったいない気がしてなりませんね。

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