春日野部屋の元兄弟子と親方が傷害事件で提訴されていたが隠蔽ではない?

春日野部屋の傷害事件で、兄弟子だった元力士から暴行を受けた弟弟子の男性が、元関脇・栃乃和歌だった春日野親方と元力士に3000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴していたことが分かりました。

男性は暴行の後遺症で味覚を消失していたといいます。

親方は暴行を働いたわけではないですが、親方には元力士に対する監督責任があったとしています。

提訴は昨年3月22日付。春日野親方は事件や裁判の存在を公表していませんでした。

なぜそのようなことがあったのでしょうか?

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春日野部屋の元力士が暴行を受けた経緯

男性は矢作(やはぎ)嵐さんといいます。

2014年9月5日夜、元力士から顔を殴られたり腹を蹴られたりして、あごの骨を折る全治1年6カ月の重傷を負いました。

事件の経緯はこうです。

元力士が若い力士を集めて掃除の仕方を注意しようとしていました。

その際、元力士の指示に反し、先輩力士のマッサージ中だった若手も呼びに行ってしまったそうです。

矢作さんはそのことに腹を立てた元力士から暴行を受けたとのことです。

親方は「冷やしておけば治る」などと言って早期に適切な治療をさせず、症状を悪化させ、元力士に対する指揮監督も怠ったと矢作さんは訴えています。

男性はこれをきっかけに力士を引退しました。

春日野親方の言い分は?

春日野親方は、別の力士を通じて通院を指示した言っています。

親方は「事件を隠蔽する意図はなかった」と反論。

元力士も「暴行の発端をつくった矢作さんにも過失がある」と主張しています。

事件については、矢作さんが14年10月に元力士を傷害容疑、春日野親方を保護責任者遺棄容疑でそれぞれ刑事告訴しました。

元力士は16年6月に懲役3年、執行猶予4年の有罪判決が確定しています。

春日野親方は不起訴処分になっていました。

春日野部屋の暴行事件が公表されなかった理由は?

春日野親方は元力士の判決確定時、日本相撲協会の理事でした。

元横綱・日馬富士の暴行事件では、春日野親方は広報部長として情報発信の責任者も担っていました。

2014年9月の事件発生後に「当時の北の湖理事長に経緯を説明し、謝罪もした。警察の捜査にも全面的に協力した。隠し立てはしていない」と自身の隠蔽を否定した。

元力士への有罪判決が確定した16年6月に公表しなかった理由はこうです。

協会事務局は「引退からかなり時間がたっていた。個人情報保護の観点からも必要はないと考えた」と説明しました。

春日野親方によると、北の湖理事長をはじめ、当時の危機管理担当顧問や広報担当理事に事件を報告したというので義務違反ではありません。

矢作さんは国技館内の相撲診療所を受診したうえで、整骨院で施術を受けたといい、「快方に向かうかと思ったが、入院した」といいます。

元力士は警視庁に書類送検されてから自ら引退したそうです。

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まとめ

相撲界は不祥事の連続のように見えます。

最近では大砂嵐の事故や、貴乃花理事の解任、日馬富士の暴力行為による引退などです。

春日野親方によれば隠蔽はしていないとのことですが、昔から隠蔽体質は変わらないように見えてしまいます。

今後も新たな隠蔽が明らかになると、相撲人気に陰りが見えてくるかもしれません。

なんとかして、そうならないようにしてほしいですね。

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