藤井聡太が五段に昇段 中学生では史上初 順位戦9戦全勝

将棋の中学3年生棋士である藤井聡太四段が1日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた順位戦C級2組9回戦で梶浦宏孝四段に勝利。

9戦全勝としてC級1組への昇級を決めました

そして同時に、昇段規定を満たしたことにより同日付で史上初の「中学生五段」ということになりました。

さらに17日に羽生善治竜王と準決勝で直接対決もある朝日杯将棋オープン戦で優勝すれば、規定により一気に六段まで昇段する可能性もあります。

藤井聡太は何という規格外な棋士なんでしょうね。

次の棋戦も期待しましょう。

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藤井聡太の中学生五段は史上初

中学生棋士だった、ひふみんこと加藤一二三九段も、谷川浩司九段も、羽生竜王も、渡辺明棋王も実現出来なかった史上初の「中学生五段」が誕生しました。

名人を目指す棋戦である順位戦の中で5階級の最下級であるC級2組には今期50人が在籍しています。

年度を通して各棋士が10局を指し、C級1組に昇級するのは3人のみという狭き門です。

そんな中、藤井は9戦全勝と圧倒的な力を見せつけ、最終10回戦を待たずに昇級を決めました。

他に順位戦1敗の棋士が2人いるため、藤井が次の順位戦で負けたとしても1敗で昇級できます。

5つの規定

四段が五段に昇段するには、いくつかの決まりがあります。

その決まりのうち、1つでも満たせば昇段できます。

〈1〉竜王戦ランキング戦で連続2回の昇級または通算3回の優勝
〈2〉順位戦C級1組昇級
〈3〉タイトル挑戦
〈4〉全棋士参加棋戦優勝
〈5〉公式戦100勝 の5つの規定がある。

藤井四段は〈2〉を満たしたため昇段し、名人への挑戦に少しずつ前進しました。。

最年少五段昇段記録に届かず

藤井は現在15歳6か月。

昨年引退した加藤九段が1955年に樹立した最年少五段昇段記録の15歳3か月にはわずかに遅れを取っています。

それは加藤九段が1月生まれのためで、五段に昇段したのは高校1年生になった当日の4月1日付でした。

2007年に昇段確定の当日付で昇段する規定に変更されたこともあり、史上初の「中学生五段」が実現しました。

最年少五段昇段はできませんでしたが、中学生五段という記録を残しました。

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藤井聡太の六段昇段もあり得る

さらに、藤井は今月17日に出場する第11回朝日杯将棋オープン戦でも昇級に挑みます。

同準決勝で羽生竜王に勝ち、決勝でも久保利明王将と広瀬章人八段の勝者も破った場合は「5段昇段後の全棋士参加棋戦優勝」の規定を満たします。

すると一気に6段に昇段することになります。

15歳7か月での棋戦優勝となれば、加藤九段が55年に樹立した15歳10か月を超える最年少記録にもなります。

そう簡単ではないはずですが、今までの藤井の強さを見てみると、やってくれるかもしれませんね!

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