藤井五段が朝日杯で最年少棋戦優勝し六段に昇段

将棋の藤井聡太五段が第11回朝日杯将棋オープン戦で優勝しました。

17日、有楽町朝日ホールで行われたで朝日杯で藤井五段は15歳6か月の史上最年少棋戦優勝です。


現役最年少棋士が歴史を塗り替え、将棋界にその名を刻みました。

準決勝で藤井五段が永世7冠を持つ羽生善治竜王を破り、決勝で広瀬章人八段に勝ち優勝しました。


全棋士参加棋戦初優勝で規定により六段昇段の快挙です。

トップ棋士を前に臆することなく実力を遺憾なく発揮しました。

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藤井五段の準決勝と決勝の対局

藤井五段が臨んだ準決勝は午前10時半に始まりました。

国民栄誉賞を受賞したばかりの羽生竜王との公式戦初対局です。

ちなみに非公式の対局はすでにあり、1勝1敗です。


藤井五段にとって憧れの大先輩との対戦でしたが、先手番で相居飛車の力戦模様。

難解な勝負どころから歩を上手く使う巧みな小技で優勢に。

羽生竜王も攻め合いに出ましたが、着実な攻めで羽生玉を寄せ切り、119手で決勝進出となりました。


藤井五段が午後2時半からの決勝で戦う相手は、久保王将を破った広瀬八段

先手番となった藤井五段が、得意の角換わり戦から積極的に角を切る作戦が功を奏して主導権を握りました。

終盤、広瀬八段も、解説していた佐藤天彦名人も、日本将棋連盟の佐藤康光会長も気づかなかった桂打ちの妙手が決め手となって勝利。

桂打ちが会心の一手でした。

藤井六段と先輩棋士の感想

普段はあまり喜びを表に出さない藤井六段が、今日はめずらしく笑みを浮かべました。

最年少棋戦初勝利を飾り、余程うれしかったのでしょう。

最年少六段になった心境を聞かれた藤井六段は、「五段から半月ほどしか……」と照れ笑い。

記者会見では「優勝できたという実感が少しずつ湧いてきている。今日はどちらもトップ棋士の先生だったので思い切りぶつかっていくだけだと思っていたし、その通り積極的に指せたと思う」と振り返りました。


準決勝、決勝を見続けた棋士らは「強すぎる」と口を揃えました。

ベスト4に残ったのは藤井五段の他、羽生竜王と広瀬八段、そして久保利明王将でした。

現役タイトル保持者2人を含むA級棋士ばかりの中での優勝は真の実力の証でしょう。

藤井五段に昇段して半月で六段に昇段

藤井六段は1日に順位戦C級2組で一つ上のクラスに昇級して五段に昇段したばかりでした。

だが、そのわずか半月後には六段に昇段したのです!


藤井六段の優勝を見届けた羽生竜王は言います。

「決勝戦も動じない、力強い指し回しだった。(盤上の駒の)形の認識度の高さを感じる。」

さらに、

「ますます伸びていくのではないか。間違いなく藤井さんはタイトル戦に出ると思うが、そこに私がいるかどうかが問題です」

と冗談ぽく話していました。


A級棋士に混じって勝ち進むという事は並大抵ではありません。

本物の実力があってこそ藤井六段は朝日杯に優勝したのです。

藤井六段は、今後タイトル戦に絡んでくるのは間違いありませんね。

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